あなたが発信する「情報価値」のランクはどのくらい?

実務

一生懸命コンテンツを更新しているのに反響が少ない……と悩んでいる人は多いかもしれません。そこで、コンテンツの数を増やす努力をする前に、そもそも自身が発信している「情報価値」のランクについて知りましょう。

ネットの情報をまとめても価値が低い理由

下表は筆者が媒体記者としての※情報価値の考え方をまとめたものです。縦軸はいわば情報のアクセスのしやすさ、オリジナリティが基準になっており上にいくほど情報価値があがり、下にいくほど情報価値は低くなります。横軸は、(データを除き)情報の出所を表しており、左にいくほど情報価値が上がり、右にいくほど情報価値は下がります。

昨今では、コンテンツの量を増やしたいがために(人気)ネット情報を参照して(その感想をつけて)まとめるという手法をとっているライター・制作会社や広告代理店も存在するようです。情報価値のランク表をみれば、そもそも価値の低い(+信頼性も低い)「無料ネット情報」をもとにしている時点で、情報価値は上がりにくいと言えます。
企業として「信頼性の低い情報を流す」ということは、企業の信頼性を下げることにもつながってしまいます。PV数をなんとか上げたい!という一心で、ネット情報からラクに作成できる記事を増やしたくなる気持ちはわかります。しかし(個人アフェリエイターならともかく)「信頼」がもっとも大切な企業として、こうした安易な手法に頼ることはお勧めしません。

※そのため、表の一番左に「記者会」など、記者以外の人にはなじみのないものが入っています。これは「招待制の講演会」などに置き換えて理解してください。

最強の情報は「独自取材」である

上記の表から見てもわかる通り、「独自取材」はもっとも「情報価値」が高いものです。しかし、取材先を探し、OKをとり、話を聞き、それをまとめる「取材」には時間がかかります。テレビやネット・雑誌の特集で【独自(取材)】といったタイトルをつけているものを目にすることがあるでしょう。これは記者が「足で稼いだ」オリジナルの情報である、という記者(または企画者)の自負が込められたものと言えます。
ただし、せっかくの「独自取材」にもかかわらず、「残念な取材の仕方」によって、価値の高い情報が引き出せないまま終わっているものをジャンル問わず見ることがあります。そこで、取材をするにあたって、最低限おさえておきたいことを以下にまとめています。

本音と魅力を引き出す「取材」のコツは?

取材先は「有名人」でなくてもいい

「取材」というと「有名人にするもの」という印象を持たれてる方もいるかもしれません。しかし特に自社でコンテンツを制作しようという際に「有名人」にこだわる必要はまったくありません。なぜなら、オリジナリティがあり貴重な情報というのは往々にして自社の「人」のなかにあるからです。

自社がもっている他社にまねできない「価値」は「人」のノウハウと経験です。さらに、自社で取材する人は「目立って活躍している人」である必要もありません。働いている1人ひとりに人生があり、想いがあるからです。ぜひその想いそのものにもフォーカスしてみてください。キラキラ活躍している(ように見える)人以上に「共感」を呼ぶストーリーが隠されているかもしれません。また「モノづくり」企業であれば、その過程にフォーカスしてみるのもよいでしょう。自社で日々おこなわれている「当たり前」の中にこそ、自社の強みやノウハウが隠されているものです。

以上、情報価値について必要最低限のことについてお伝えしました。記事だけでは十分にお伝えできないことについては「企画・ライティング講座(入門編)」にまとめています。「現場で10年、先輩の背中を見て学べ」というような暗黙知を、できる限り体系立てて学べるようにしています。(先輩の背中を見ながら10年、修行する時代は終わりました)有料にはなりますが、ぜひ受講いただければ幸いです。

「伝えたい」を「伝わる」へ、ビジネスコンテンツ制作講座~入門編

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